人材育成の教材作りにも!「Storyline」によるコンテンツ作成について

業務の内容・方法を伝えるため、あるいは人材育成のためなど、
口頭や、資料等を使っての説明が必要となる場面は多くあります。

そんな時、
 「画面で実際に作業をする様子を見ながら説明した方が分かりやすい」
 「資料はあるけど、口頭でも補足説明をしたい」
 「説明会を開きたいけど、全員が揃う機会がなかなか無い」 といったことで、
説明の方法や、必要な時間・機会について、迷ったり悩んだりすることはないでしょうか。

また、
「口頭での説明は、伝える時や、伝える人により、
 常に全く同じ内容を伝えるのが難しく、ばらつきが出てしまう」
「資料や画面を見ながら丁寧に説明したいが、一人ひとりに説明する時間をとるのが難しい」
という場合もあるかと思います。

そのような場合に、画像や動画、テキストなどの素材を使い、
それぞれの方が、それぞれのタイミングで、何度でも確認しやすい
教材を作っておくことができれば、便利ではないでしょうか。

「Storyline」を使うと、そのようなコンテンツを作成することができます。

Storylineとは

「Storyline」は、Articulate社製のオーサリングツールです。
「正解」「不正解」といった簡単なクイズも作れ、近年、人材育成や塾などでよく使われている、
LMSを用いたeラーニングのコンテンツ作成にも活用されています。

下記のような素材を使い、動きのあるコンテンツを作成できるので、
「資料や画面を見ながら、口頭や文章で補足説明をする」ようなイメージの教材を目指すこともできます。

  • テキスト
  • 画像
  • アニメーション
  • 音声
  • 動画

コンテンツの形式

作成したコンテンツは、配信環境や、eラーニングの学習者の受講環境を考慮し、大きく、
WebArticulate OnlineLMSCDWordでの配信・配布に向けた形式にパブリッシュできます。
タブレットやスマートフォン等、異なる画面サイズへの、レスポンシブな表示も可能です。

そのため、「説明時に、全員が同じ場所に揃うのが難しい」という場合にも、
それぞれの方が、異なる場所や時間で確認しやすいコンテンツができます。
コンテンツの形なら、内容を再確認したいときにも、何度でも確認できます。

Storylineでできること

たとえば下記のようなことができるので、コンテンツの受け手にとって、
流れていくコンテンツを眺めるだけでなく、
思考しながら、自ら参加できるようなイメージの、より興味を引きつけるコンテンツの作成を目指せます。

「Storyline」でコンテンツ、教材を作成しておけば、それを使い、一度に多くの方が
学習することも可能になりますので、説明される方の時間の短縮や、
説明のばらつきの解消にもつながるかと思います。

<Storylineでできることの例>

  • 画面内に登場したボタンをクリックすると、テキストや画像が表示されたり、
    オブジェクトが変化したり、動画や音声が再生
    される、
    といったアクション(動きや変化)を設定できる。
  • 再生ボタンや一時停止ボタン、シーケンスバーを表示できるので、
    学習者のタイミングで、動画を一時停止したり巻き戻したりできる
  • コンテンツのプレイヤーに、メニューや、「次へ」「前へ」のボタンを表示できるので、
    項目間、場面間を簡単に移動できる
  • 素材をタイムライン上に配置して、表示されるタイミングを調整できるので、
    「音声のタイミングに合わせて字幕を表示させる」、
    「動画の内容の変化に合わせて解説文を表示させる」といったことも可能。

コンテンツの作成につきまして、「お問い合わせ」よりどうぞお気軽にご相談ください。

○テクノアート Storyline サンプル(下の画像をクリックすると再生されます) 別ウィンドウで開く