ここでは写真からテクニカルイラストを作図する工程をご紹介いたします。
- 打ち合わせ
綿密な打ち合わせを行い、必要な情報と資料を収集します。
原稿:お客様から支給される場合はその場で内容確認と調整を行います。(ライティングから受注の場合はライター同席で打ち合わせを行います)
資料:前回モデルの成果物が有れば参考にします。 - 写真撮影
実機を元に適切な角度で写真撮影を行います。イラスト作成の工数や、仕上がりの善し悪しを握る大切な仕事です。 - 原稿との整合をチェック
撮影してきた画像をモニターで確認しながら、原稿に適した画像を選択します。 - イラスト作成
選択した画像を下絵にしてトレースします。この際、レンズを通して発生した”ひずみ”を補正しながら不自然にならないよう作画していきます。 - チェック
作成したイラストをお客様にチェックしていただきます。 - 修正
赤字原稿を元に修正を行います。 - 納品
完成データをCD・DVD などのメディアの他、セキュリティ上問題への対策として弊社セキュアサーバーにデータを格納する納品形態もご提案しております。お客様にはデータ格納先のアドレス・ID・パスワードを暗号化メールにてお知らせしています。納品後は大切なデータを弊社サーバーにて保管するデータ管理サービスもご用意しております。
詳しくはお気軽にお問い合わせください。
主に製品の取扱説明書や設置施行説明書などに使用されています。
現在は設計が3次元化され、製品に触れ、見るという機会が少なくなっていますので、3DCADデータをベースに書き起こす事でよりリアルな表現が可能になり、リードタイム短縮にも繋がっています。
最近では「3Dビューワ」が進化しており、ラティス社の3Dビューワー「XVL」などは軽量3次元フォーマットとして広く普及しています。
静止画から動画への要望も多く、動画マニュアルや電子カタログへの展開を踏まえ、テクニカルイラスト作図の定義や表現法も変わりつつ有ります。
どうぞお気軽にお問い合わせください。