株式会社昭文社様『東京23区凸凹(でこぼこ)地図』

弊社の地図部門では、地図出版社様や各自治体様の地図の編集、地理情報の収集
「全国都市計画地図検索」サイトの運営など、地図に関する多岐にわたる業務を行っております。

地図には用途に応じて様々な表現方法・形態があり、必要な情報を分かりやすく伝えるために、
記載する情報の取捨選択や、色、フォント、判型など、各要素に工夫が凝らされています。

そのため、既に知っている場所であっても、
地図を見ることで、新たな魅力や有用な情報を発見できることがあります。

この度は、そんな色々な地図の中から、弊社にて地図編集の一部をお手伝いさせていただいた、
株式会社昭文社様『東京23区凸凹(でこぼこ)地図』をご紹介いたします。

近年関心を持つ方が増えており、愛好家も多い、
スリバチ、暗渠、窪地、坂・階段、古道・街道などの「地形」に焦点を当て、
標高別に段差を明確にした色分けと、線情報、文字情報を用いて表現した
『凸凹地図』として、2020年12月14日に発売された本書。

スリバチ地形の皆川典久氏、古道・街道の荻窪圭氏、河川・暗渠の本田創氏、坂道・階段の松本泰生氏といった、その道の達人たちの協力による情報がたっぷりと盛り込まれていることに加え、
散歩に適した1万分の1縮尺鉛筆でも書きやすい用紙を採用し巻末にはメモ帳も収録

外出時に携帯するだけでなく、出かける前後にも読んだり書き込んだりして楽しめる内容で、
同日に発売された地形ガイドブック『東京スリバチの達人 分水嶺東京北部編』
『東京スリバチの達人 分水嶺東京南部編』とともに好評を博しています。

「地形」を意識すれば、いつも通る道の風景も更に広がって見えるかもしれません。
既に地形のファンという方はもちろん、地形に興味を感じられた方にも、
ぜひお手にとっていただきたい地図です。

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