Report 01
今年も5/8~12の5日間の日程で「第62回 静岡ホビーショー」が開催されました。
8・9日は商談などがベースの業者招待日、
10日は静岡県内の小中高生の方々の見学日で、体験プログラムなども設けられているようです。
残りの2日間が一般のお客様の入場日となります。
こちらのホビーショーでは、プラモデル以外にも
ラジコン玩具・ミニカーや、完成品フィギュア、更には工具メーカー様の新製品等が発表されており
プラモデルファン以外の方にも楽しめるイベントとなっています。
多くのメーカー様からキャラクターモデルを中心とした新製品が紹介されていましたが、
今回は、それに負けじと自動車や戦闘機、戦車…等、多彩な商品が数多く展示されているのが印象的でした。
また、昨今、主にキャラクターモデルに取り入れられている
「接着剤/塗装不要」「少ないパーツ」をコンセプトにした自動車模型も見受けられました。
小中学生の方や、「自動車模型に興味はあるけれど、実際に作るのは難しいかも…」とお悩みの方、
初めてプラモデルに触れるという方でも、簡単にカッコよくできることを目的とした商品が
今後、各ジャンルの模型に増えていく傾向があるように感じています。
これからも組立説明書の制作を通じ、より多くの方に
「プラモデルを作る楽しみ」を体験していただけるよう、鋭意努力してまいります。
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Report 02
私たちが足を運んだのは5/8の業者招待日。
昨年に続き、各メディアの関係者様や取引業者様で賑わっていました。
今回の各メーカー様からの展示で多かったのが、平成生まれの世代を狙った新商品。
BANDAI SPIRITS様からは、これまでの「ガンダム」「デジモン」「遊戯王」シリーズに加え、
「ウルトラマン」や「仮面ライダー」「魔神英雄伝ワタル」等、
コトブキヤ様からは、「ゾイド」シリーズや「ロックマン」シリーズ等、
タカラトミー様からは、新レーベル「T-SPARK」から
自社IP(Intellectual Property:知的財産)の「トランスフォーマー」を始め、
「リューケンドー」や「Bビーダマン爆外伝」等、
「マクロス」「アーマード・コア」シリーズについては、各社から展開されていました。
これまでのハイターゲット向けの商品は
もう少し上の世代を狙った作品が多かったように思えますが、
これからは平成世代が子供の頃に影響を受けた作品が
さらに拡充されていく転換期のようにも感じました。
また、変わり種だったのが、BANDAI SPIRITS様が参考出品として出展されていた盆栽のプラモデル。
幹・枝・葉がそれぞれ別パーツで、本物と見間違えるほどの精巧な造形が目を惹き、
海外での盆栽ブームに合わせ、インバウンド需要を取り込む狙いがありそうです。
商品化企画進行中(発売時期未定・価格未定)とのことなので、
ぜひ情報をチェックしてみていただければ幸いです!